2019年12月一覧

令和元年12月号目次

■巻頭言■ 有馬大将 ― 闇斎先生二百五十年祭(昭和七年)/平泉 澄■今月の課題 令和の時代の外交姿勢を考える/ 永江太郎■最近の冷え込む日韓関係/宇山 博■最新の国際情勢をどう読むか(下)/宮家邦彦…

巻頭言

我が国の新天皇陛下の即位の御大礼は、「即位の礼」と「大嘗祭」の二つの儀式を中心に、実施される。 このうち大嘗祭は、天武天皇朝(六七三年)より行はれてきたが、朝威の衰退などにより遅延したり中断された時期があつた。…

最近の冷え込む日韓関係

最近の日韓関係は「戦後最悪」と言われている。 日本と韓国は隣国に位置し、歴史的・文化的関係が深くて長い関係にあった。しかし、近代に入り、一九一〇年(明治四十三)の「日韓併合」によって朝鮮は日本の統治を受けることになった。…

第四次安倍再改造内閣の意味するもの

ポスト安倍の行方に注目が集まる中で、去る九月十一日、令和の御代となって初めての内閣改造が断行された。安倍晋三総理の自民党総裁としての任期はあと二年。総裁任期延長によって令和三年九月以降に安倍が続投する可能性も二階俊博自民党幹事長により取り沙汰されているが、…