
令和2年11月号目次
■巻頭言■非常時に顧みる必勝の道(二)― 『新日本の図南の夢』 に見る諸外国との関係 ― /平泉 澄■今月の課題 今月の課題 新教科書に観る歴史教育の現状と課題/ 橋本秀雄■ 菅義偉新内閣の外交― 米中新冷戦において問われる日本の立ち位置 /村上政俊■二つの忠孝図 ― 楠正成の忠と平重盛の孝 ―/梶山孝夫…
■巻頭言■非常時に顧みる必勝の道(二)― 『新日本の図南の夢』 に見る諸外国との関係 ― /平泉 澄■今月の課題 今月の課題 新教科書に観る歴史教育の現状と課題/ 橋本秀雄■ 菅義偉新内閣の外交― 米中新冷戦において問われる日本の立ち位置 /村上政俊■二つの忠孝図 ― 楠正成の忠と平重盛の孝 ―/梶山孝夫…
十一月三日は、子供の頃「明治節」であつた。明治は、遠い祖父達の時代と見えてゐたが、いま九十五歳の老翁になつて回顧すると、ついこの間のやうに感じる。なにしろ、明治はたつた四十五年、我が人生の半分にもならない。
昭和四十五年(一九七〇)十一月二十五日、三島由紀夫氏が陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で割腹自殺を遂げて日本中を震撼させた、いはゆる三島事件から半世紀が経過した。
「修身」の教科書に、明治の軍人乃木希典(まれすけ)大将が清廉な人物として紹介されています。…