
令和2年12月号目次
■巻頭言■ 非常時に顧みる必勝の道(三)― 大東亜戦争の問題は一朝一夕のことにあらず ― /平泉 澄■今月の課題 今月の課題 令和二年を汚染した武漢コロナウイルス― 中国共産党の黄昏か/ 永江太郎■ 三島事件五十年に寄せて/葛城奈海■三島由紀夫氏の遺したもの(下)/小松宏起…
■巻頭言■ 非常時に顧みる必勝の道(三)― 大東亜戦争の問題は一朝一夕のことにあらず ― /平泉 澄■今月の課題 今月の課題 令和二年を汚染した武漢コロナウイルス― 中国共産党の黄昏か/ 永江太郎■ 三島事件五十年に寄せて/葛城奈海■三島由紀夫氏の遺したもの(下)/小松宏起…
四年前の今月の巻頭言は、トランプ氏が米大統領に選出されて、米国の内政外交が自国優先に激変した時書いた。多くの読者は、“アメリカ、ファースト”と顔をゆがめて叫んだ彼を覚えてゐよう。私はそこに古きモンロー主義の影を見て、その矛盾を論じた。
平泉博士の著作と言へば僅かに『日本の悲劇と理想』(原書房)くらゐしか読んでゐなかつた私にとつて、ある人が蔵書の中から贈つてくれた『山河あり』(立花書房)との出会ひはまことに感動的でした。
七十九年前の昭和十六年(一九四一)十二月八日は、南雲忠一(なぐもちゅういち)提督指揮する機動部隊(空母六隻基幹)がハワイ・オアフ島の真珠湾を奇襲攻撃した日、すなわち大東亜戦争の始まった日です。…