
令和4年3月号目次
■巻頭言■仰ぐ勅額 敵国降伏(上)― 直視すべき歴史の実相 ―/平泉 澄 ■今月の課題 任期延長で独裁化進める中露トップ/宮地 忍 ■楠公と住友、そして水戸学/梶山孝夫
■巻頭言■仰ぐ勅額 敵国降伏(上)― 直視すべき歴史の実相 ―/平泉 澄 ■今月の課題 任期延長で独裁化進める中露トップ/宮地 忍 ■楠公と住友、そして水戸学/梶山孝夫
二十世紀は日露戦争とロシア革命で明け、ロマノフ王朝は滅亡した。代つた共産国ソ連も、崩壊消滅した。また七つの海を支配してゐた大英帝国も、勝利した第二次大戦後に四分五裂し、その世界形成への影響力は一挙に縮小した。嗚呼(ああ)、何といふ世界情勢の激変であるか。
大阪府下の千早神社に詣でたことのある方は、社務所の前の階段を上っていくと左右に石柱が林立していることをご存じであろう。これらの石柱は千早神社のために浄財を提供した方々の氏名を記録したものである。
今回は水戸藩の藩校弘道館と水戸東照宮を訪ねてみましょう。 復元された大手門の西側正面に弘道館はあります。シナの学校は城の西側に建っている例にならって、この位置に決められたようです。 正門の柱には水戸藩抗争の戦場となった時の弾痕がそのままにあります