
令和4年7月号目次
■巻頭言■史眼に映ずる現下の混迷(二)― 山本条太郎の豪爽 ― /平泉 澄 ■今月の課題 「ウクライナ事変」の軍事的側面について/永江太郎 ■『報徳外記』に学ぶ尊徳の遺訓/所 功■忘れられない言葉/関口継史
■巻頭言■史眼に映ずる現下の混迷(二)― 山本条太郎の豪爽 ― /平泉 澄 ■今月の課題 「ウクライナ事変」の軍事的側面について/永江太郎 ■『報徳外記』に学ぶ尊徳の遺訓/所 功■忘れられない言葉/関口継史
今月号には、多年、改憲問題を解説してきた民間憲法臨調法曹関係者懇談会の『憲法問題メール情報』の六月一日付第四五八号が掲載されてゐる。一見されたい。自民党と維新の会の幹部は良いのだが、他の野党の責任者・関係者の意見や情勢判断は、露のウクライナ侵攻と中国の台湾威嚇(いかく)以後の世界情勢と日本の世論の急変を見てゐない。
二宮尊徳(通称金次郎)は、今もなほ学ぶ事の多い先達である。すでに内村鑑三が『代表的日本人』(英文原著、明治二十八年〈一八九六〉刊)に「農村教師」として特筆した尊徳は、戦前の国定教科書(修身など)に長らく掲載されてきた。
今回は、城外西方の常磐神社と偕楽園を歩きます。常磐神社は義公徳川光圀(高譲味道根命(たかゆずるうましみちねのみこと))と 烈公徳 川斉昭( 押健男国之御楯命(おしたけおくにのみたてのみこと))を祀る神社です。明治七年(一八七四)に遷座祭が行われ、明治十五年に別格官幣社となりました。