
令和4年10月号目次
■巻頭言■ 『シベリヤ幽囚記』の序/平泉 澄 ■今月の課題 ウクライナ進攻に国防教育を思ふ― 学習指導要領の中核に国民精神の育成を ―/橋本秀雄 ■安倍元首相を失った日本の国防体制― 今すぐすべきこと ―/桜林美佐■『史記』は果たして完成本か― 平泉博士の推測 ―/梶山孝夫
■巻頭言■ 『シベリヤ幽囚記』の序/平泉 澄 ■今月の課題 ウクライナ進攻に国防教育を思ふ― 学習指導要領の中核に国民精神の育成を ―/橋本秀雄 ■安倍元首相を失った日本の国防体制― 今すぐすべきこと ―/桜林美佐■『史記』は果たして完成本か― 平泉博士の推測 ―/梶山孝夫
源頼朝(一一四七~九九年)は、義において明確な君臣(国体)観を持つてゐたが、情においては正常な親族(人間)観を欠いてゐたといはざるをえない。
今年は日本でもようやくコロナによる行動制限のない夏休みを過ごすことができました。「三年ぶり」の盆踊りや花火を満面の笑みで迎えるはずでしたが、七月に安倍晋三元首相が暗殺されたばかりであっただけに、どこかもの悲しさを拭えなかったのは私だけでしょうか。
皆さんは、今の天皇陛下が水問題の専門家でいらっしゃることを知っていますか? 陛下は学習院初等科の低学年の頃、お住いのあった赤坂御用地内に「奥州街道」と書かれた標識を偶然見つけられました。その標識についてお調べになったところ、鎌倉時代の街道が御用地内を通っていたことがわかり、「道」への関心をお持ちになりました。