
令和5年3月号目次
■巻頭言■ 愛国の哲人(上) /平泉 澄 ■今月の課題 原発処理水を堂々と放流しよう/宮地 忍 ■歴史の中で見た二つの世界大戦(上)― 欧州の戦争とアメリカ ― /齋藤 仁■忘れられない言葉 ― ベルツ博士の日記から/大山和夫
■巻頭言■ 愛国の哲人(上) /平泉 澄 ■今月の課題 原発処理水を堂々と放流しよう/宮地 忍 ■歴史の中で見た二つの世界大戦(上)― 欧州の戦争とアメリカ ― /齋藤 仁■忘れられない言葉 ― ベルツ博士の日記から/大山和夫
明治二十三年(一八八九)公布された『大日本帝国憲法』の制定に最も尽力したのは、伊藤博文である。 伊藤は、一方で日本古来の法制を調べさせ、他方で同十五年に欧州を尋ね、ドイツでR・グナイスト(一八一六~九五年)やオーストリアでL・シュタイン(一八一五~九〇年)に学び、とりわけ後者に共鳴を覚えた。
二月二十三日に、天皇陛下は六十三歳のお誕生日を迎えられました。畏れながら、謹んでお祝い申し上げ、ご皇室の弥栄をお祈り申し上げます。 天皇誕生日の一般参賀は新型コロナの影響で三年連続で中止となっており、御代替わり後、初めて行われ、多くの人が皇居を訪れました。
海軍中佐廣瀬武夫は、今から百十九年前の明治三十七年(一九〇四)に始まった日露戦争の際の「旅順港閉へい塞そく作戦」(閉塞=閉じ込める)に従事しましたが、戦死されました。その時の様子がとても立派であったということで、日本初の「軍神」とされた方です。