雑誌『日本』一覧

巻頭言

関西の春の楠公祭と秋の崎門祭は、例年殆ど欠かさず大阪の住吉大社と京都の八坂神社で斎行されてきた。その楠公祭の精神を学ぶため平泉澄先生が教示されたのが「楠子論」である。…

世界が注目する渋沢栄一の「道徳経済合一説」

日本の老舗(しにせ)に興味を持ち、アメリカから来日した男がいた。彼の名は、ピーター・ドラッカー(Peter F. Drucker、一九〇九~二〇〇五年)。ドラッカーは、経済界に多大な影響力を与えたマネジネント研究の第一人者として知られる経営学者である。…

巻頭言

先月の四月一日に、新年号「令和」が発表されると、国内は慶祝一色に包まれた。その出典が『万葉集』であると明かされると、太宰府の大伴旅人邸宅跡にある坂本八幡宮には参詣人の行列ができた。…

大嘗祭と憲法の政教分離

四月三十日を以て、先の陛下はご譲位なされ、五月一日に皇太子殿下が新天皇としてご即位なされた。今秋十一月に大嘗祭(だいじょうさい)が斎行 (さいこう)されることが予定されている。…

巻頭言

この有名な歌は、宣長のいかなる歌集にも見当らず、ただ彼の自画自賛の賛や画像の上に書かれたと聞くが、不思議な気がする。おそらく、「あなたの容姿はわかつたが、そのお心のほどは」と尋ねる人があればとして、自分が一番好きな桜の花の雰囲気を述べられたのであらう。…

激しくなった情報戦争 ― 日本を守る法整備を ―

「フェイクニュース」――。トランプ大統領が登場してから急に有名になったこの言葉。「ウソの報道」、「ニセ情報」という意味ですが、世界で新語を募集するなら、まちがいなく「フェイクニュース」が新語大賞を受けることでしょう。…

巻頭言

これは昨年十、十一月号でも紹介したセオドール・マクネリー博士が、一九五六年にニューヨークでの「日本国憲法の改正問題」に関する国際会議に報告し、それを改定して学会誌(Political Science Quarterly,June, 1959)に発表した論文末尾の結論の簡訳である。…