雑誌『日本』一覧

巻頭言

我が国の新天皇陛下の即位の御大礼は、「即位の礼」と「大嘗祭」の二つの儀式を中心に、実施される。 このうち大嘗祭は、天武天皇朝(六七三年)より行はれてきたが、朝威の衰退などにより遅延したり中断された時期があつた。…

最近の冷え込む日韓関係

最近の日韓関係は「戦後最悪」と言われている。 日本と韓国は隣国に位置し、歴史的・文化的関係が深くて長い関係にあった。しかし、近代に入り、一九一〇年(明治四十三)の「日韓併合」によって朝鮮は日本の統治を受けることになった。…

第四次安倍再改造内閣の意味するもの

ポスト安倍の行方に注目が集まる中で、去る九月十一日、令和の御代となって初めての内閣改造が断行された。安倍晋三総理の自民党総裁としての任期はあと二年。総裁任期延長によって令和三年九月以降に安倍が続投する可能性も二階俊博自民党幹事長により取り沙汰されているが、…

巻頭言

我が国の君主制の維持存続が、世界史の上でいかに稀有(けう)であり、貴重であるかは、東西の歴史を数百年回顧しただけで明らかである。ロシア革命でロマノフ王朝を滅ぼした共産主義者は、彼等が指導者と仰いだレーニン、 スターリンの思想や国民指導を、今どう国民に教へ直し てゐるのか。…

国家と人生

皆さん、ようこそ千早鍛錬会に参加をして頂きまし た。私自身が学生時代以来五十年振りの参加で、初めてお会いする人が殆どですが、こうしてお話しの出来 ますことを嬉しく思います。…

橋本景岳先生『啓発録』

『啓発録(けいはつろく)』は、嘉永元年(一八四八)に、十五歳の 少年だった橋本景岳(左内)によって書かれました。 景岳の生涯は、わずか二十六年で、国家の大事に参画 奔走したのは一年に満たない期間でしかありません。 しかも最期は、幕府の弾圧により、斬刑に処せられる という悲劇的結末に終わりました。 …

巻頭言

御歌は、大陸での戦火が激しさを増した昭和十四年、従軍看護婦への兵士の感謝を偲ばれたもの、靖国神社は今秋、大祭にこの歌を掲げた。「白衣の天使」の戦死者も多いからであらう。…

第六十六回  日本学協会主催 千早鍛錬会報告

八月二十三日から二十五日にかけて奈良県吉野の旅館「歌藤(かとう)」及び千早城址等において、第六十六回千早鍛錬会が開催され、五十余名が参加した。今年も、国家観、先哲の教へ、国際社会の動向などを学ぶ意義深い鍛錬会であつた。…

巻頭言

年老いた今、一生を振り返り、私が学び足らなかつたと思ふ事が一つある。それはこの世での女性の役割である。個人の生育と家族生活や、世の変動や国の歴史において女性が果した役割につき、自ら気付き、また学習した知識は、遺憾ながら、その真実よりも遥かに少なく、その効果の認識も不足してゐる…