雑誌『日本』一覧

巻頭言

引用の文は、昭和四十三年四月、平泉澄先生が御著の序に認められたものである。同書の構想は、昭和三十年初め以降、大阪府茨木市の青々塾にあつて先生の学問を青年学徒に伝へる努力をしてゐた私が、先生の著書論文の入手難に困惑し、戦中戦後に愛読した先生の論著や講義講演の速記録を整理謄写して教本を作成せんと欲したことに発した。。

東アジアの文明と日本

「世界四大文明」という括り方は恣意的に創作されたものです。エジプト、メソポタミア、インダス、黄河文明の四つが「四大」などと誰が決めたのでしょうか。それを決めたのは中国の思想家の梁啓超です。

先人たちが学んだ日本の歴史(二)

皆さんは社会科、とくに公民科目で日本国憲法について学ばれると思います。憲法が天皇陛下をどのように説明しているか見てみますと、天皇は、日本国の象徴であり日本国民統合の象徴であつて、この地位は、主権の存する日本国民の総意に基く。とあります。…

巻頭言

三月十日は,元の陸軍記念日であり、日露戦争の勝利を回顧する日である。陸戦の帰趨は旅順陥落で決し、直後に水師営での会見が行はれた。 二月八日夕刊が、米国の元大統領顧問や国務長官ジョージ・シュルツ博士の死去を伝へた。

台湾海峡波高し ― 中国共産党の脅威にどう対抗するか ―

中国共産党(以下、中共と言う)は、今盛んに台湾に対して恫喝(どうかつ)を加えている。 二〇二〇年の年初に、習近平は、「台湾に対する武力行使を放棄しない」と恫喝し、台湾近海で空母の演習を行い、戦闘機を台湾の空域に侵入させるなど、露骨な威嚇を続けている。

 初めての海外が日本で良かった

私は旅行が好きです。旅に出ることは、自分の視野改行を広げてくれ、多くの経験が得られます。海外旅行に改行おいて、旅行者は自分の出身国の代表になります。そ改行の人の振る舞いが国のイメージを変え、逆にその国の改行イメージで、その人の素養を見られることもあります。…

巻頭言

二月十一日は「建国記念の日」である。元の「紀元節」、四大節の一つであつた。戦後日本を占領した米軍当局は、日本政府が祝祭日にこの日を入れることを認めなかつた。忘れるな、「建国記念の日」は、独立後、野党の反対を押し切つて復活したことを。

絵物語・橋本景岳

西洋列強の植民地支配危機を前に、福井藩主の松平春嶽は、藩政改革を進めていました。 教育改革もしようとしましたが、改革を主導できるリーダーが見つかりません。

巻頭言

二十世紀の世界政治劇は、日露戦争で明けたが、敗れたロマノフ王朝はロシア革命で滅亡し、成立した共産主義政権ソ連も七十四年後に崩壊し、中東欧も離脱して、今やソ連圏は完全に消滅、一ロシア共和国を残すのみとなつた。