雑誌『日本』一覧

大東亜戦争が始まった日

七十九年前の昭和十六年(一九四一)十二月八日は、南雲忠一(なぐもちゅういち)提督指揮する機動部隊(空母六隻基幹)がハワイ・オアフ島の真珠湾を奇襲攻撃した日、すなわち大東亜戦争の始まった日です。…

巻頭言

十一月三日は、子供の頃「明治節」であつた。明治は、遠い祖父達の時代と見えてゐたが、いま九十五歳の老翁になつて回顧すると、ついこの間のやうに感じる。なにしろ、明治はたつた四十五年、我が人生の半分にもならない。

巻頭言

今月は、九月号巻頭言、ポンペオ米国務長官の対中挑戦状の紹介の補論である。冷戦の始終は、北鮮の南侵とベルリンの壁の打ち壊しで世界周知だが、その前史、途中経過、幕引、後の波紋も含め、後者への戒めになる。紹介した挿話は、途中の左翼学者、言論人の“昏迷”の一端を示す。

「回天」って何ですか

「回天」とは、今から八十年程前の大東亜戦争末期に採用された海の特攻兵器です。 それは全長十四・七㍍、胴体の太さ一㍍、重さ八㌧ほどの一人乗りのミニ潜水艦で、先頭部分に一・五㌧の火薬を詰めていました。それを人が操縦し、敵艦に体当たりして沈めるため、「回天」は「人間魚雷」とも呼ばれています。…

ご養蚕の伝統を受け継がれる皇后陛下

本年七月十日、皇后陛下は皇居内にある紅葉山御養蚕(ようさん)所で今年のご養蚕を終える「御養蚕納 (おさめ)の儀」に臨まれたことが、ニュースなどで報じられました。 「養蚕」とは蚕(かいこ)を育て、その蚕が作った繭(まゆ)から生糸(きいと)を作り出すことで、かつて我が国では重要な産業の一つでした。…

巻頭言

米国のトランプ政権において、最も重視すべき閣僚は、衆目の一致するところ、このマイケル・ポンペオ国務長官である。 彼の経歴が凄い。南カリフォルニアの生れで、高校からウェストポイントの陸軍士官学校に入校、工兵科を首席で卒業後、冷戦の最中、西独に勤務。

太平洋島嶼国をめぐる新たな米中対立

東京財団政策研究所の「二〇二〇年アメリカ大統領選挙と日米経済関係」プロジェクトにおいて筆者は、米中対立につき多角的に分析してきたが、太平洋島嶼 (とうしょ)国が米中対立の新たなフィールドとして注目を集めている。

黒木・樋口両少佐殉難の日

大東亜戦争中の昭和十九年九月六日、人間魚雷「回天(かいてん)」の操縦訓練が行われていた山口県大津島(現、周南市)で殉職事故が起きました。「回天」とは魚雷を改造して人が乗り込み、操縦して敵艦に体当たりする必死の特攻兵器です。…