『日本』令和元年

1月号目次

巻頭言

闇斎先生と日本精神(一)  ― 出処進退、一身の利害によらず、義の推す所に従ふ ― /平泉 澄

今月の課題  御代替わりを迎えた今年こそ憲法改正を/永江太郎

米中新冷戦を力強く生き抜くには  ― 「忘れられた植民地」青島にみる海洋国家日本の方向性 ― /村上政俊

一発必中の精神(上)/荒尾 努

山崎闇斎と垂加霊社/松本 丘

平田篤胤「入学問答」/梶山孝夫

吉田松陰先生に学ぶ~「獄中の講義」から/『講孟箚記』を読む会

憲法問題メール情報(抄)

日本で学ぶ異文化理解と国際交流/ヌルアマニナ・アブドゥル・ラハマン

「平成」の誕生 年号とは何か/清水 節

講談 歌で綴る日本の歩み(一)/桜林美佐

万葉へのいざない ― 萌え出づる春 ― /松村太樹

井星 英 氏「大東亜戦争発生史の研究」の要約を終えて/田村一二

正月号巻頭言「明治天皇御製」解説/市村真一



2月号目次

巻頭言

闇斎先生と日本精神(二)  ― その生誕と思想的遍歴 ―/平泉 澄

今月の課題  何故、韓国は日本に対して敵対的な行動をとるのか/吉原恒雄

光格天皇の朝儀再興と朝幕関係  ― 明治維新の淵源と譲位の事例を探る ― /安見隆雄

一発必中の精神(下)/荒尾 努

本居宣長『初山踏』/山本直人

台湾にある飛虎将軍廟  ― 帝国海軍飛行兵に見る使命感 ―/榎本眞己

「日韓請求権・経済協力協定」って何ですか/宮地 忍

魚と日本人/葛城奈海

講談 歌で綴る日本の歩み(二)/桜林美佐

田中卓先生への弔辞清水 潔

田中卓教授を追悼する/市村真一

田中卓先生に学んで六十年/所 功

二月号巻頭言「ベルツの日記」解説/市村真一



3月号目次

巻頭言

闇斎先生と日本精神(三) ― 華夷内外の弁を明らかにす ―/ 平泉 澄

今月の課題  確かな物の見方・考え方を/渡邉規矩郎

山崎闇斎先生の生誕四百年を迎えて/ 西岡和彦

二宮金次郎の思想とその現代的意義/ 二宮康裕

万葉へのいざない ― ひとりし思へば ― /松村太樹

白を黒といゝくるめる左翼史家たち ― 史料の引用のしかたでいくらでも虚像ができる ― / 荒川久壽男

幽谷先生の教え― 会沢正志斎『及門遺範』 ― /渡邉拓也

澄みかへる水/ 平泉 澄

祖父母が学んだ修身教科書/ 菊地利幸

講談 歌で綴る日本の歩み(三) ― 日本流行歌の黎明 ― /桜林美佐

三月号巻頭言「日本国憲法の運命」解説/市村真一



4月号目次

巻頭言

闇斎先生と日本精神(四=完)  ― 『大日本史』の編纂に貢献した崎門の学者 ―/平泉 澄

今月の課題   新帝御即位の慶事を迎えて/永江太郎

激しくなった情報戦争― 日本を守る法整備を ―/宮﨑貞行

祭政一致論 ― 課題としての神人相依思想 ―/ 関 正幸

水戸の学問の精髄 ― 弘道館記 ―/堀井純二

吉田松陰先生に学ぶ~「獄中の講義」から /『講孟記』 を読む会

さらに魅力ある日本に/シスカ・アケミ・リナワンティ

以仁王の平家追討の令旨と源頼政の挙兵大山和夫

講談 歌で綴る日本の歩み(四)  ― 日本流行歌の黎明 ― /桜林美佐

赤井神社柴田勝宮司を偲ぶ/田村一二

四月号巻頭言「大和心」解説/市村真一



5月号目次

巻頭言

愛国の哲人(下)/平泉 澄

今月の課題 初心忘るべからず― かつて憲法改正は「再軍備」を意味した ―/慶野義雄

沖縄はいつから日本なのか/仲村 覚

水戸学に関する新刊二書を読む(中)/堀井純二

日本人が知るべき原爆投下の真の背景と理由/宇山卓栄

正学講話 詔勅 百姓の窮乏を察し群臣に下し給へる詔― 仁徳天皇が示された「皇統の精神」―/佐藤 健 

国史学研究の信念 ― 皇室と記紀 ―/阿部邦男

先人たちが学んだ日本の歴史(九)/渡邉拓也

山田登美子女史の自叙伝『一夕話』(五)/秦 智寿代

五月号巻頭言「七生報国の誓」解説/堀井純二



6月号目次

巻頭言

楠公を祭る ― 大楠公六百年記念(昭和十年)― 建武中興、第一の功臣 ― / 平泉 澄

今月の課題 新元号「令和」誕生の画期的な意義/ 所 功

世界が注目する渋沢栄一の「道徳経済合一説」/ 渡邊 毅

『論語』に学ぶ ― 「知の至り」への道すぢ ― / 小松宏起􁻙

「日本の都」再考/ 山本直人

浅見絅斎『靖献遺言』― 文天祥「正気の歌」 ― / 関口継史

祖父母が学んだ修身教科書/ 小室 衛

講談 歌で綴る日本の歩み(六)― 日本流行歌の黎明 ― / 桜林美佐

憲法問題メール情報(抄)

新刊紹介 ⻆鹿尚計著『由利公正― 万機公論に決し、私に論ずるなかれ ―』/ 三輪尚信

六月号巻頭言「楠子論」解説/ 市村真一



7月目次

巻頭言

楠公を祭る(続)―大楠公六百年記念(昭和十年) ―明治維新に再び貢献された楠公― / 平泉 澄

今月の課題   戦ってでも守りたいものはないのか ―丸山議員の戦争発言に端を発した報道の問題点/ 葛城奈海

「令和」の言葉と改元の受容/ 若井勲夫

民主主義を腐食する第四権力の報道を考える/ 齋藤 仁

水戸藩の生んだ東洋一の外科医   男爵   佐藤進   博士の面影/ 仲田昭一 

吉田松陰先生に学ぶ~「獄中の講義」から/ 『講孟劄記』を読む会

なぜいつも走っているの?/ ヌル バリアビンティバイルラ

明治維新は四つの段階を経て成就 / 折戸善彦

講談 歌で綴る日本の歩み(七) ― 日本流行歌の黎明/ 桜林美佐

新刊紹介 『昭和天皇の大御歌 ― 一首に込められた深き想い』/ 松村太樹

千早鍛錬会のご案内/ 事務局

七月号巻頭言「老い」解説/ 市村真一



8月号目次

巻頭言

明治維新と水戸学及び崎門学(一)  ― 建武中興の失敗と楠公の評価 ― /平泉 澄

今月の課題  北東アジアの情勢変化で日米安保条約再検証が必要に/ 吉原恒雄

さらば! 自衛隊合憲論  ― 改憲運動再構築のための戦略的思考 ― /慶野義雄

真正日本人の回復 ― 大和魂の振作/小川常人

「令和」に考える花の心/村上政俊

荒川久壽男先生遺稿集『読史余滴』を読んで/渡邉 剛

米と日本人/葛城奈海

和歌って何ですか/松村太樹

講談 歌で綴る日本の歩み(八)  ― 日本流行歌の黎明 ― /桜林美佐

八月号巻頭言「昭和天皇と沖縄」解説/市村真一



9月号目次

巻頭言

巻頭言明治維新と水戸学及び崎門学(二)  ― 山崎闇斎先生の「革命思想」批判 ― /平泉 澄

今月の課題  不登校解決の鍵は道徳教育にあり/ 渡邊 毅

マネジメント論と国際政治(一)  ― スティーブン・R・コヴィー「7つの習慣」を手掛かりに ― /村上政俊

「令和」の言葉と改元の受容(補記) / 若井勲夫

日露戦争 旅順攻略戦における第一線工兵隊の戦闘/永江太郎

明治維新をどう見るか  ― 「明治天皇宸記」と鈴木大『明治前記』から ― / 久野勝弥

新時代に光あれ/ 村瀬陽一

山鹿素行の『中朝事実』― 真実の日本とは ― / 佐藤健二

祖父母が学んだ修身教科書/ 小川裕好

講談 歌で綴る日本の歩み(九)  ― 日本流行歌の黎明 ― / 桜林美佐

九月号巻頭言「昭憲皇太后御歌」解説/ 市村真一



10月号目次

巻頭言

明治維新と水戸学及び崎門学(三)  ― 闇斎先生、仏教・儒教より神道に入る ― /平泉 澄

今月の課題  御代替わりの本年は「天皇・皇室」について学び教える好機/橋本秀雄

マネジメント論と国際政治(二)  ― スティーブン・R・コヴィー「7つの習慣」を手掛かりに ― /村上政俊

大東亜戦争と陸軍落下傘部隊  ― 二月十四日は「パレンバンデー」 ― / 奥本康大

憲法十七条の今日的意義/ 田中善積

憲法問題メール情報(抄)

吉田松陰先生「士規七則」/佐々木望鳳馨

第六十六回 千早鍛錬会報告及び詠草/千早委員会

平等の国 日本/S・J・D・G・T・N・J・ワアサラ

国学の入門書『うひ山ぶみ』完成の日/ 三浦夏南

講談 歌で綴る日本の歩み(十) ― 日本流行歌の黎明 ― / 桜林美佐

十月号巻頭言「貞明皇太后御歌」解説/ 市村真一



11月号目次

巻頭言

明治維新と水戸学及び崎門学(四=完)

― 国体を真剣に考へた崎門学派の人々 ―/平泉 澄

今月の課題 貿易戦争と日米貿易交渉の帰結/今岡日出紀

最新の国際情勢をどう読むか(上)/宮家邦彦

国家と人生 /小村和年

『貞観儀式』に見る大嘗祭の次第 /佐野真人

日本精神の深化に寄与した先哲遺文 橋本景岳先生『啓発録』/清水 節

「常若」な世界を目指して/葛城奈海

講談 歌で綴る日本の歩み(十一) ― 日本流行歌の黎明 ― /桜林美佐

十一月号巻頭言「君主制」解説/市村真一



12月号目次

巻頭言

有馬大将 ― 闇斎先生二百五十年祭(昭和七年)/平泉 澄

今月の課題  令和の時代の外交姿勢を考える/永江太郎

最近の冷え込む日韓関係/宇山 博

最新の国際情勢をどう読むか(下)/宮家邦彦

第四次安倍再改造内閣の意味するもの/村上政俊

鵜飼錬斎の生涯  ― 山崎闇斎先生の高弟・徳川光圀公の史臣 ― /但野正弘

日本精神の深化に寄与した先哲遺文  竹内式部先生の 『奉公心得書』 ― 日本人として生きる道/大貫大樹

祖父母が学んだ修身教科書(八)/沼田一美

講談 歌で綴る日本の歩み(十二)  ― 日本流行歌の黎明 ― /桜林美佐

万葉へのいざない/松村太樹

井星英、川野克哉両先輩を偲ぶ/永江太郎

十二月号巻頭言「大嘗祭の御告文」解説/市村真一

第六十九巻(平成三十一・令和元年)総目次